2013年7月25日木曜日

夏休み前半

7月に入って授業も終わり夏休みに入ったわけで研究を進めるには十分な時間を得たのに研究メモを全然残せていません。
決して遊びほうけているわけではないのですが...遊んでるけど

とりあえず、自分の頭を整理するためにも今日こそは書きます。

7月に入ってからは前回このブログでメモした文献を学部の時のゼミで紹介しました。
その結果学部生にうまく伝わらない。私の訳や、日本語がわかりにくかったり、発表の仕方が下手ということが大きな問題にあるのは確かですが、それは置いといて、自分が当然と思っている知識が相手には当然ではないということです。
専門家と一般の人のコミュニケーションでもその点はよく指摘されるところだと思います。
ただし、このことは重々承知していることだったので驚きはしないのですが、問題はその先にあって、私がみんなに分かるように伝えられないということです。
分かりやすく伝えようと思い、そして実際その通りに行ったつもりでしたが、後から感想を聞くと面白いし勉強になったという半面難しくて分からないとこも多かったとのことでした。
これならわかるだろうという勝手な判断があらためて危険なものであると体で感じられたことはすごくありがたい経験です。また他にも率直な意見を聞くことができたので感謝しています。


続いて、札幌で開かれた医療情報学会看護部会へ中山先生と参加してきました。
看護系の学会は初めてで、他とはまた違った雰囲気があり面白かったです。
がちがちの看護系の話はまだまだ私には理解する力が及ばなく、難しかったのですが看護教育でのeラーニングの方の話は、ゼミでもそのような話があるので聞きやすかったです。
ただし、そのようなテーマは学会内での注目度は低い感じがあるようです(笑)
学会の終盤では石垣靖子先生の「看護を語る―つながりが看護を変える」を聞きました。
非常に丁寧にお話をされる先生で非常に聞きやすく、時にはコクッと意識が飛ぶ瞬間もあったのですが、それでもつながりのお話を経験や、様々な言葉を使ってしていたので面白かったです。
中山先生もすごくよかったとおっしゃっていました。ただしデジタルとアナログという言葉の使い方には気になったようでその点も私は学ばせていただきました。


続いて、戻ってきてからはゼミの研究発表だったので、ブログに書いて学部生にも紹介した例の文献をゼミの研究でも発表しました。
学部生からの意見を参考により発展させた形で紹介しました。
私はソーシャルメディアの利用点とソーシャルメディアの重要点というところを、あまり区別なく紹介しましたが、そこの違いとなるoverarchの指摘にはなるほどと思い、前回の投稿も直しました。
また、紹介した文献がシステマティックレビューだったのですが、ゼミの終わりにそのレビューされている文献の一つに研究室の先輩と仲山先生の論文が含まれていることをその先輩が教えてくださり、感動しました。
その方は後日修士の頃の論文まで私に送ってくれて、今後の研究への参考にも、モチベーションにもなり感謝しています。


続いてPPの会(Positive Psychologyの会)での発表があり、
Handbbok of Positive Psychologyからsharing one's storyを同じM1の方と分担して発表しました。
トラウマに対するwritingやtalkingの重要性を述べています。
私の発表の主な点は抑制とと開示、認知的プロセス、社会的プロセスの三つの視点からwritingやtalking最終的にはpositive psychoogyについてです。
ディスカッションではいろんな話(ポジティブ感情とネガティブ感情は独立している、男性の感情抑制は意図的、ポジ:ネガ=3:7、ポジティブ感情単語とネガティブ感情単語がどの割合で用いられるべきか、writing研究にはポジテティブバージョンがあるetc)が聞けて大変参考になりました。


最後に昨日が研究会の輪読担当でしたので発表しました。
新技術のもたらす保健医療提供者間のコミュニケーションや提供者と患者間のコミュニケーション、ヘルスキャンペーンに関する話をしました。
この点は別項でまとめようと思います。
昨日は同じM1の方の研究テーマに関するお話もあったのでいろんなご指摘はわが身に置き換えて聞いていました。
その点も忘れないようにして自分のテーマを明確にしていきたいと思います。


他にも統計で様々な分析をして学んだりとありますがこの辺にしておいて、
今後はまた文献や研究についての備忘録を作成していきます。




0 件のコメント:

コメントを投稿